配送技術とノウハウに歴史あり、石油製品の輸送と配送のプロ集団

大阪石油工運株式会社

ABOUT 会社紹介

明治27年（1894年）、日本石油（現エネオス）の輸送専門会社としてスタート

当社は今から約130年前、明治27年に創立者である油井菊蔵が日本石油（現エネオス）から石油類の構内操油作業全般と配送業務を拝命されたことが始まりです。それ以来、日本の産業発展に伴い石油製品の需要が高まると私たちの活躍の場も徐々に広がってきました。私たちが主とするのはタンクローリーで原料を運搬することではなく、製油所で製造された各種石油製品を集荷しあらゆる製造メーカーや自動車販売会社、整備工場といった石油製品を必要とするお客様へお届けすることです。エネオス社製をはじめとする石油製品を輸送・配送する専門会社として、近畿圏の製造業の発展と共に当社もより地域に根差し事業を展開してまいりました。工場や整備工場が稼働する限り、潤滑油をはじめとする石油製品は毎日のように利用されます。取扱う製品は2000から3000銘柄、ペール缶1本から何本ものドラム缶まで、必要とするお客様には毎日お届けにあがります。エネオス社製の潤滑油の近畿専属配送会社として、エネオス和歌山製油所（和歌山県有田市）、水島製油所（岡山県倉敷市）、根岸製油所（神奈川県横浜市）から純正及び市販向けの石油製品を集荷し、大阪府高石市にある当社の中継基地に搬入します。そこで配送先別に仕分けし、近畿一円の製造メーカーや自動車整備工場、ガソリンスタンドなどにお届けします。製油所からは10t大型ウィング車にて輸送、地域への配送は、8t・4t・3tの平車トラックを運転します。配送先は固定されたルート配送ではなく、毎日違ったお客様になりますので、配車係が熟練のノウハウでルートを選定、スムーズに納品できるよう積み荷をして1日に10件～20件程度のお客様先へ配送します。石油製品の輸送や配送は許可を得た指定業者しか取り扱いできませんが、それ以上に、商品の取扱いや配車、ドライバーの配送技術など経験をもとに蓄積されたノウハウが必要で参入障壁の高い市場といえます。それだけに、近畿一円の製造業をはじめとした各産業を、私たちが支えているという誇りをもって日々取り組んでいます。

BUSINESS 事業内容

社会のインフラに奉仕、知らないうちに世の中を回す潤滑油のような会社

社会インフラを支えるために頑張る社員に奉仕する会社でありたい

私たちがメインで配送する潤滑油はモノづくりや整備に欠かせないもので、欠品すると作業が止まってしまいます。そのため注文通りの製品を間違いなく確実に指定された日時にお届けしなければならず技術と神経を使う仕事です。当社では行き帰りの移動時間含め8時間で収まるように効率的な配送ルートで終了時刻が遅くならないよう配慮したり、それでも週40時間をオーバーする際は、好きなタイミングで休暇を取得できたり、5月～6月の間で6日間の連休を自由に取得できるなど、なるべく社員の体調や生活を尊重するようにしています。有給休暇も取得しやすいので、社員からはオンオフのメリハリをつけやすく頑張れると評判を頂いています。

専門性追求のために資格取得を推進。全ては物流のプロとして

必要最低限の資格に限らず、プロとして多種多様な免許や技能講習を取得しています。現在社員の取得状況は以下の通りです。危険物乙種4類・2類、高圧ガス丙種特別・高丙種液石・乙種化学・乙種機械、第１種安全衛生管理者、安全衛生推進者職長安全衛生教育、職長安全衛生責任者教育、安全管理者、防火管理者、消防設備士乙種1類・乙種2類・乙種3類・乙種4類・乙種6類、消防設備士甲種4類・甲種5類、泡消火設備の一体的な点検、小型船舶1級・2級、技能講習では、フォークリフト、クレーンの運転、はい作業、玉掛け、ボイラー技能講習、特定化学物質、特化物及び四アルキ、有機溶剤取扱、酸素欠乏(特別教育)、2種酸欠主任

会社概要

【創立】明治27年9月【設立】昭和5年5月（昭和24年4月：大阪石油工運株式会社に社名変更）【資本金】1000万円【代表者】代表取締役　油井康彰【取引先】大阪国際石油精製株式会社、エネオスグローブ株式会社、ＪＸＴＧエネルギー潤滑油カンパニー、株式会社　丸運、三菱商事エネルギー株式会社、大平潤販売株式会社、幸和産業株式会社【事業内容】石油類及びガス類の運搬事業、液化石油ガスの充填事業、沿岸荷役事業、貨物自動車運送事業、貨物自動車運送事業に伴う物流システムの企画事業、貨物運送取扱事業、警備業法による警備事業、倉庫事業、塗装事業、土木及び建築工事業、管工事業、付帯関連する事業

WORK 仕事紹介

近畿で唯一の石油製品の輸送・配送専門会社　大変でも忙しくても、毎日の確実でスムーズな納品を！確実に届ける使命感と達成感を感じられる仕事

トラックドライバー

専属14名、協力会社6人のドライバーが活躍しています。平均配送件数は10件～20件ですが、繁忙期は30件になることもあります。石油製品はペール缶からドラム缶までドライバー自身が荷下ろしと納品を行います。そのため、リフトや玉掛け等の資格が必要ですが、所持していない方は入社後に会社負担で取得頂きます。ドラム缶の移動は斜めにしてコロコロ、ペール缶はリズムよく・・、最初はきついと感じることもありますが、慣れてくれば大丈夫、年齢に関係なく長く活躍できます。トラック免許があれば誰でも運べますが、もしものトラブルに対応できるように危険物の資格取得も推奨しています。もちろん試験に必要な費用は会社負担です。

倉庫内作業

取扱う製品は2000から3000銘柄、ペール缶1本からドラム缶まで、毎日入荷される石油製品を出荷品目ごとに倉庫に格納し、出発前にはフォークリフトやクランプリフトを使いこなし配送ルートを考えながらトラックに積み込みます。トラックドライバーと打合せしながら、配送する順番とは逆に積み込むのですが、ドラム缶とペール缶では大きさも形も異なり、また配送先によって納品する数も違ってくるので中々知恵を使います。その代わり作業を通じて商品や配送先の知識も身につくので、倉庫作業を経てトラックドライバーに転身または兼務する方もいます。トラックを送り出したあとは一息。戦略会議を立てながら次の日の準備をします。